
今回の質問は「親が最近介護施設に入ることになり、遠くない将来、実家を売却することになるかもしれません。いくらぐらいで家が売れるのか今のうちに知っておきたいのですが、やはり不動産屋さんに行かないと分からないのでしょうか?どうするのが一番いいのでしょうか教えてください。」という内容です。

今の段階ではAI査定サイトで概算価格を調べるのをおすすめします。
親が介護施設に入所されると、将来的に実家の売却を検討することになるケースは少なくありません。売却を具体的に進める前に、まずは物件の価値を知っておきたいという方も多いでしょう。
今回は「実家の価格をどうやって調べればいいのか」というご質問にお答えします。
不動産会社に直接聞くべき?それとも別の方法がある?
不動産会社に行くと強く売却を勧められそうで不安…という気持ちはよく理解できます。
実際に価格を知る方法はいくつかあります。
まず、これまでに取引があった不動産会社や賃貸で親しくしている業者さんがいれば、状況を説明して協力をお願いするのも一つの方法です。信頼関係があれば、無理な営業をせずに対応してくれる可能性があります。
施設入所と自宅の関係を考慮する
ただし、施設に入所されている方のお気持ちも考慮する必要があります。
多くの場合、「いつか帰れる家がある」ということが入所者の心の支えになっています。ご本人がまだ自宅に戻りたいという希望を持っている段階では、売却の話を進めるタイミングには慎重になりましょう。
インターネットで調べる二つの方法
1. 一括査定サイト — その仕組みと注意点
一括査定サイトでは、物件情報を入力すると複数の不動産会社から査定額が提示されます。しかし、その仕組みを理解しておく必要があります:
- 物件情報と個人情報を入力する
- その情報が登録不動産会社に送られる
- 各不動産会社から連絡が来て査定額を提示される
重要なのは、一括査定サイトではその場で価格は分からないということです。
また、情報を入力すると複数の不動産会社から連絡が来るため、「今は売る予定はないけど、価格だけ知りたい」という段階では不向きです。
不動産会社は反響情報に対してサイトにお金を支払っているため、営業の電話や訪問が積極的になりがちです。本気で売却を考えている段階では良い手法ですが、現時点では避けた方が無難でしょう。
2. AI査定サイト — 即時に結果が出る利点
もう一つの選択肢が「AI査定サイト」です。
こちらは物件情報を入力するとその場で概算価格が表示される仕組みになっています。不動産会社に情報が送られず、営業の連絡も来ないため、今回のケースには適しているでしょう。
ただし、AIによる査定は実際に物件を見ていないため、あくまで概算値になります。将来の参考として相場を知りたい段階では十分役立つでしょう。
サイトの見分け方
一括査定サイトとAI査定サイトを見分けるポイントは、情報入力後にすぐに価格が表示されるかどうかです。しかし多くの場合、サイト上に「入力後すぐに価格がわかる」などの表記があります。
間違って一括査定を依頼してしまった場合は、まだ売る予定はないとはっきりと意思表示しましょう。
また、不安な場合は、最後の確定ボタンを押さずに中止すれば個人情報が送信されることはありません。
正確な査定に向けての次のステップ
実際に売却を検討する段階になったら、以下の点に注意して不動産会社を選ぶことが大切です:
- 査定額の高さだけで判断しない 一括査定で最も高い金額を提示した会社が最適とは限りません。高い査定額を出しておいて、後から値下げを交渉するという手法を取る会社もあります。
- 建物の価値を適切に評価してくれるか 特に一戸建ての場合、リフォームや設備の追加など、建物自体の価値をきちんと査定に反映してくれる会社を選ぶことが重要です。
- 具体的な販売戦略を提示できるか 「頑張ります」という抽象的な約束ではなく、なぜ高く売れるのか、どのように売るのかという具体的な戦略を説明できる会社を選びましょう。
まとめ
現段階では、AI査定サイトで概算価格を調べてみるのが良いでしょう。
「売却の窓口」などのサイトでは、すぐに概算価格を知ることができます。ただし、これはあくまで参考値です。
売却の窓口:http://baikyaku-mado.com/
実際に売却を進める際には、建物の価値をきちんと評価し、具体的な販売戦略を提示できる信頼できる不動産会社を選ぶことが大切です。


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