
今回は「戸建ての売却を考えています査定を依頼したら土地と建物を分けて査定していく会社と合計金額だけを出してくる会社がありましたどちらを信じていいのでしょうか」という質問です。
高橋さん、いかがでしょうか?

どちらを信用しなさいと断言するわけではないんですが、本来は土地と建物が分かれて査定されるのがベストですね。
土地と建物を分けて査定するのが理想
結論から言うと、土地と建物を分けて査定する方が理想的です。従来、多くの不動産会社は合計金額だけを提示してきましたが、これはあくまで従来のやり方です。
しかし、近年では中古住宅市場の拡大に伴い、土地と建物を分けて査定する動きが主流になりつつあります。この背景には、建物の状態や維持管理の有無が価格に大きく影響するという考え方が広がってきたことがあります。
日本の中古住宅市場と建物価値
日本では新築住宅が最も高値で取引され、築年数が経つごとに価値が下がる傾向があります。特に築20~25年を過ぎると、建物の価値を「ゼロ」と見なすことが一般的でした。しかし、これは必ずしも正しいとは言えません。
例えば、定期的にメンテナンスが行われた住宅と、長年放置された住宅では、築年数が同じでも建物の状態や価値が大きく異なります。メンテナンスが行き届いた家は、建物自体の価値が維持されるため、価格査定でも高く評価されるのです。
信頼できる査定方法とは?
現在、不動産業界では、国が推奨する「価格査定マニュアル」という仕組みがあります。これは、土地と建物を分けて評価するもので、建物のメンテナンス状況や状態に応じた価格が算出できます。この方法を採用している不動産会社は、より正確な査定を提示できると言えます。
一方で、合計金額だけを提示する会社は、建物の価値を正確に評価していない可能性があります。場合によっては「建物は古いのでゼロ」と見なされ、適正な価格が提示されないこともあるでしょう。
どの会社を選ぶべき?
今回の質問者様のように、一戸建ての査定を依頼する際は、土地と建物を分けて査定してくれる会社を選ぶのがおすすめです。特に、価格査定マニュアルを活用している会社であれば、より信頼性の高い査定結果が得られるはずです。
以上、査定書に関するポイントをお伝えしました。
このような具体的な質問をいただけると、より深掘りした情報をお届けできるので大変嬉しいです。
皆様からのご質問にお答えしていますので、疑問がある方はぜひ概要欄のリンクからお問い合わせください。このブログが役に立ったと思われた方は、シェアをぜひお願いします。


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