遺品は売れる?捨てる?実家の整理で後悔しないための業者の選び方

相続の相談
石井
石井

今回の相談は「親が亡くなり、相続した実家が空き家になっています。まずは遺品整理から始めようと思いますが、業者選びで注意する点はありますか?」という質問です。

高橋
高橋

遺品整理を始める前に、いくつか重要なことを確認する必要があります。
まず、思い出を大切にする時間を取ることです。私の個人的な経験からお話しすると、母が亡くなった際、友人たちが訪れて母の遺した品々を見て懐かしんでいました。そうした様子を見ていると、すぐに捨てる決断ができなくなることもあります。したがって、まずは何を残し、何を処分するかをしっかり考えることが大切です。

業者選びのポイント

遺品整理業者の選定では、複数の見積もりを取ることをおすすめします。
遺品整理業者には、処分がメインの業者、買取を重視する業者、リサイクルに強い業者などさまざまなタイプがあり、それぞれ得意分野や費用が異なるためです。特に、売却できるものがあれば、それを買い取ってもらい、処分費用との相殺を考慮すると、費用を大きく削減できることがあります。

また、業者がトラックを自社で持っているかどうかなども、費用に影響を与える要因です。
近年では、ネットで簡単に業者を検索できますが、3社ほどに見積もりを依頼し、各社の対応や費用を比較してみることが一つの方法です。

親の思いを引き継ぐ方法

遺品整理は単に物を処分するだけではなく、親の思いを受け継ぐプロセスでもあります。
たとえば、親が大切にしていた趣味の道具やカメラなどは、価値を理解してくれる人に譲ることも一つの方法です。フリーマーケットで売却したり、知人に譲ったりすることは、遺された品々に新しい命を吹き込むことでもあります。

実際、私が監修した『実家が売れません!』という書籍には、遺品整理をフリーマーケットなどを通じてほぼ無料で行った事例も紹介されています。こうした方法を取ることで、親が大切にしていたものが新たな持ち主に引き継がれることは、親の思いを共有する一つの形でもあるのです。

最終的な判断

遺品整理を業者に依頼する場合でも、親の思いを尊重しながら進めることが重要です。
相続は、物だけではなく、感情や思いを引き継ぐプロセスでもあります。整理を進める際には、単に費用や手間の問題だけでなく、親の思いをどのように受け継ぐかをしっかり考えた上で進めていくと、後悔の少ない選択ができるでしょう。


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